華雪BOOK
最新のニュース
ニュース記事一覧
エントリー投稿日時 2008.11.06.
エントリーのカテゴリー news
hinoshima.jpg

「火の島」
石原慎太郎著
(文芸春秋社)
題字 2008


文藝春秋社より刊行された石原慎太郎著「火の島」の題字、著者名を書にて制作。本の詳細は文芸春秋社のホームページよりご覧頂けます。
エントリー投稿日時 2008.11.01.
エントリーのカテゴリー news

papyrus DEC.2008 VOL.21
(幻冬舎)
Magazine


書評欄にて『The Road』コーク・マッカーシー著に
ついて文章を書きました。

エントリー投稿日時 2008.11.01.
エントリーのカテゴリー press

Casa BRUTUS november2008 vol.104
(マガジンハウス)
Magazine

『琳派展』あなたが一番見たい作品はどれ?
アンケートに回答しています。

エントリー投稿日時 2008.10.30.
エントリーのカテゴリー exhibition

2008年11月12日(水)~11月20日(木)新潟絵屋にて開催致します。


三年前にこの字を書いた。胸に強く響くという意味のこの言葉を書いたら、心という字に突き刺さる刃のように見えた。半年後、展示をした。新しいものをいくつも書いたのに、展示の直前になって、この字を持って行くことにした。半年前に書いた紙のままで糸に吊るした。その一年後にもやっぱり展示の直前になって、持って行くことにした。持って行くというよりも連れて行くという気分に変わっていた。今年、それを裏打ちした。そしてまた展示に連れて行った。皺の伸びた字を展示の会場で眺めていたら、この言葉と刃を思い出させるこの形が、私が字を書く気持ちの根っこの形なのかと思った。三年前に書いた後も、あちこちに連れて行き、皺になり、その皺を伸ばして、また次の場所に連れて行く。
そして今度は、ここを出口にして、新たにはじめたいと思う。

(華雪記)


本展では、一文字の書、詩を書いた書、漢詩を刻んだ篆刻等、約30点を展示、販売致します。
また、現在『アーツ&クラフツ展』ウェブサイトhttp://www.asahi.com/la/にて、連載中の
作品も展示予定です。



刺心.jpg


















・名  称 華雪展『刺心』

・期  間 2008年11月12日(水)~11月20日(木) 
・営業時間 11:00~18:00 ※最終日は17:00まで
・会  場 新潟絵屋
      新潟県中央区上大川前通10番町1864
・T E L  025-222-6888

・moreinfo>>新潟絵屋

エントリー投稿日時 2008.10.18.
エントリーのカテゴリー news
川口市メディアセブンにてワークショップの開催が決まりました。
また11月1日〜24日までは、会場フロアにて作品展示も行ないます。
作品は、私自身が川口市を歩く中で出合ったいくつかの場所を
きっかけにした新作と旧作を交えての内容となります。

川口市メディアセブン

【イベント】ことばを探す旅にでよう|文字のかたち 石の刻み

開催期間:   
    2008年11月24日(月祝) 13:00 〜 17:00
場所:   
    メディアセブン ワークスタジオB
    埼玉県川口市川口1丁目1番1号  キュポ・ラ本館棟7階
    tel:048-227-7622   
主催:   
    メディアセブン
概要:   
    篆刻(てんこく)とは、石の表面に文字を彫る判子。
    晩秋の川口へ赴き、風景から文字を見つけ、
    漢字のルーツ「象形文字」と戯れてみませんか。
    ゆるりと気の向くままに歩き、見つけた街、
    聞こえた音、感じた時間を石に込めましょう。

応募条件:   
    参加費:600円(実費)小学1年〜大人 
    *小学生は保護者同伴でご参加ください。

申込先:   
    ワークショップに参加するには事前申込が必要です。
    下記の3つの方法からお選びください。
1)来館

2)メール event@mediaseven.jp
 ・ワークショップ名
 ・参加希望回
 ・〒/住所
 ・参加者氏名/ふりがな
 ・年齢
 ・電話番号
 上記記入の上締切日必着で送信。


3)往復はがき
 ・ワークショップ名
 ・参加希望回
 ・〒/住所
 ・参加者氏名/ふりがな
 ・年齢
 ・電話番号
 上記記入の上締切日必着で郵送。

申込期限:   
    11月15日(土)
    *応募者多数の場合は抽選となりますので、ご了承ください。
メモランダムタイトル
メモランダム一覧
エントリータイトル
エントリー投稿日時 2008.11.15.

昨日、島へ船で渡り、今日新潟に帰って来た。

島では北と南の端へ行った。島の崖に張り付くようにある道は、車で通っていても、ふっと海に引き込まれそうな気分になった。

エントリー投稿日時 2008.11.13.

エントリー投稿日時 2008.11.12.

エントリー投稿日時 2008.11.12.

今日から新潟での展示が始まりました。会場で皆様のご来場、お待ちしております。

エントリー投稿日時 2008.11.10.
明後日12日からの新潟絵屋の展示への来場を検討頂いている皆様へ

会期全日、会場に在廊の予定をしておりましたが、急遽13日14日は別の場所へ出掛けることになりました。
13日14日両日は会場不在となります。どうぞご容赦くださいませ。

* * * * *

今夜から新潟へ向かう。
作品を夕方、宅急便で新潟に送って、私は夜中にそれをバスで追いかける。
10日間を想像して荷物を詰める。



エントリー投稿日時 2008.11.09.
明後日から新潟へ行く。今回は10日新潟に滞在する予定にした。今まで別々に暮らしていた時は別にして、10日間、あらかじめ予定して家を空けたことがないので、夕方商店街へ行って作り置きをするためのフリーザーパックを買う。とはいえ、去年はすぐ帰るつもりが帰るのが惜しくなって結局2週間いたので同じことなのだけれど、予定するのとしないのとではちょっと気分が違うのだなと思う。魚屋に行くと鯖は太って来て、生の鰊が出て来た。鯵を買う。鯵もすっかり太っていた。

夜中に展示の準備の続きをやって、今回合間に出掛けてみようと思っている佐渡のことを調べたりする。
エントリータイトル
エントリー投稿日時 2008.11.06.

午後から博物館へ行く。最後のニホンオオカミの剥製を見に行ったのだった。新潟に行く前に見たかった。あらかじめ許可を貰ってカメラを持って行く。たくさんの剥製が円形のステージに並んで、こちらを見ている。見ているように感じるのは、その頭がこちらを向いているからで、実際は彼らの目は黒く動きもせず、少し上に向けられていた。その目をいくら覗き込んでも、私とは目は合わない。視線が動かないということは気配がなくなるのだなと思った。それでも毛並みも整えられ、ライトの当たる彼らは立派だった。立派すぎて、いったい本当に野山に生きていたのだろうかと思う程、その毛皮には汚れ一つ見当たらないのだった。目的のニホンオオカミを探す。円形のステージを一周し、バイソンの前に戻って来た。もう一周して、鹿やヒョウに囲まれた、どこか近所の犬小屋から連れて来たような白い犬のかたちの動物に目が留まった。目の前のニホンオオカミは、どうしたのだろうと思う程、毛皮は薄汚れ、その耳も目はさっき見たアメリカの狼と同じ狼と思えない程小さく、足もともなにかに驚いて動きが止まってしまったように不安定だった。カメラ越しに、その目と耳をじっと見た。これだけは他の動物達と同じように、小さな黒い目は私の視線とは交わらず、こちらではないどこかに向けていた。前から見て、斜め上から見て、横から見ても、その目はぼんやりとした丸いガラス玉だった。背中側から目が向いている方向を見たとき、一瞬、顔つきの角度のせいなのだろう、その目が生きていた時を思った。さっきまでの何も見ていない目ではなくて、じっと何かを捉えるような目をふと感じた。そういう目で、白い毛皮をぼさぼさにしながら獲物を捕まえていたのだなと思ったら、今たよりなげな様子で目の前にあるかたちと頭の中を駈けるかたちが重なったり重ならなかったりを繰り返して、妙な気分になった。もうしばらく見ていたかったが、室内の電灯が少し暗くなり、閉館のアナウンスが流れ始めた。

外に出ると、夜になっていた。上野公園を歩いていたら操り人形を操る人がいた。クラッシックのCDをステレオから流しながら、それに合わせてバイオリンを持った人形を動かしている。人形の背後にはたっぷりした緋色のカーテンが下がったステージのミニチュアが置かれている。その向う側に人が次々と飲み込まれて行く上野駅の改札が見えて、そのさらに向う側に大きなクレーン車が見えて、その先に広がる街の明かりが見えた。


家のある駅に着くと、Nが迎えに来てくれる。白菜を鍋に入れて来たと言う。何か作ってくれるみたいだ。家に着くと、すぐ鍋のふたを開けて、白菜の続きをしていた。豚バラと白菜を蒸し煮にしたものを作ってくれる。私も時々作るけれど、これはもともとNに教えてもらった料理で、ただNが自分で作ったことはなかった気がする。特に難しいことは何もないので、誰が作っても同じだろうと思っていたら、食べると自分で作った時と味が全然違っていてびっくりする。Nが作った方がおいしい。そう言う。


ご飯を食べて、お腹が温かくなる。そうしたら突然、博物館で見た狼以外のことが口を突いて出て来る。メモを取ったわけでもなく、それほど真剣に見ていたわけでもなかった他のものが、次から次へと思い出されてきて、それを言わずにはいられないような気分になって、話し続ける。途中、涙が出る程笑ったり、自分でもどうしたんだろうと思いながら、2時間くらい掛かって話し終わる。めずらしいことにNも口を挟まずに、2時間ずっと一緒になって笑って聞いていた。その後に真面目な顔で、博物館で何があったんだと聞かれる。話し終わって、博物館の入り口でもらった館内地図を見ていたら、3分の1程しか見ていなかったことがわかった。全館をじっくり見たとしたら6時間くらい話し続けられる何かが頭に詰まって出口に立つのだろうかと思って、少しくらくらした。


夜中、Nと仕事をする。朝になってから少し眠ることにして、布団に入ると、2時間話したのに、またふたつほど、Nに話していないものを思い出す。そうするとまた笑ってしまって、なかなか眠れない。


お昼から別の仕事をして、また少し眠って、起きて別の仕事をする。午後からはもうなにも思い出さなくなる。



エントリー投稿日時 2008.11.04.
展示が来週からと近づいて来て、最終のイメージをまとめにかかる。制作は多分またぎりぎりまで続くのだろうが、今日は表具師さんの元へ送る最後の数枚を送る。夕方から渋谷で打ち合わせ。打ち合わせは数時間後に終る。展示の材料を買いに、久しぶりに渋谷のハンズへ行く。500ページある大きめのメモ帳が売られていて、これに全部なにかぎっしりと書いたとしたら、、と想像して買うことにする。何をぎっしり書こうかと思いながら、駅までの道を歩く。途中に新しくアイスクリーム屋さんがふたつ出来ていて、おいしそうな方へ入った。最近、一人でお腹が減って疲れたとき、喫茶店に入るよりアイスクリーム屋さんに入ることの方が多い。ついこの間、一番好きな食べ物は?と聞かれて、思いつかないと言ったけれど、今日になってヨーグルトとアイスクリームが好きなんだろうと思った。アイスクリームを食べ終わって満足して、バスで帰って来る。渋谷から帰る時は、時間が掛かってもバスで帰るのが気に入っている。渋谷の雑踏から静かなごく普通の住宅街の中へ入って行くバスのルートが、気持ちも頭もゆっくり家路に運んでくれているような気がする。

家に帰って、Nと話していたら、うとうと眠ってしまう。目を覚まして、『居酒屋』と呼んでいる、冷蔵庫にあるものを見繕って、食べたいものをひとつ作っては食べ、というのをやる。
エントリー投稿日時 2008.11.01.

200811_mediaseven.jpg 今日から川口市メディアセブンロビーでの展示が始まりました。大きな展示ではありませんが、川口市内を歩き見たものをきっかけに制作を始めました。ぜひお近くへお越しの際にはご覧下さいませ。

* * * * *

昨日午後からは24日のワークショップのためのルートを検討するため、メディアセブンスタッフの方々と一緒に歩き、町を案内してもらう。先日一人で歩いた時に曲がらなかった道を曲がる。一人で歩いていて、曲がりたいけれど曲がらなかった道というのはなんだろうと思いながら歩いていた。
夕方から展示を始める。
大きいロビーの中で、密度の高い空間が小さくてもいいのでできるといいなと思いながら、配置をする。
終ると夜が来ていた。

エントリータイトル
エントリー投稿日時 2008.10.31.
明日、川口市にあるメディアセブンでの展示の搬入がある。
小さい展示なのだけれど、妙にはっきりとイメージがあって、これはなんだろうと思いながら作業を続けている。

今回ひとつだけ書を持って行くことにしていて、「月」と書いた。ずっとずっと昔にどうしようもない月の字を書いて、それを数ヶ月後にどうしようもないと自覚してから、もう書くまいと思っていた。その「月」を書こうと思ったのは、月を見たという単純な理由からで、と言いながら単純だけれど心底驚いたのだった。驚くとはこういうことかと思う程、驚いたのだった。

川口市内を取材のため歩き回っていた。だんだんと日が暮れ始め、なんとなく急ぎ足になっていた。古びた倉庫と真新しい高層マンションの間に何か大きな丸く光っているものが見えた。あるところで時間が止まってしまったような工場や商店を覆うように高層マンションがいくつも建つ町の中を歩き続けていると、目の前を次々に過ぎて行く古い時間と新しい時間が頭の中で混沌として来ていた。建物の裾に突然現れたその大きな明かりを見ても、変わった大きな街灯があるものだと思ったのだった。それにしても明るいと、やっと立ち止まって改めて見ると、それは満月だった。いろんな時間が混ざり合った町の地面の上で、視線の先にに満月があることに至極単純に驚いた。そして人は驚くと感動するのだなと思った。ふたたび歩きはじめると、月はすぐマンションの陰に隠れた。川までやってくると、月はさっきよりは高く、本物の街灯と同じ高さくらいにまで昇り、立ち並ぶ街灯に並ぶように丸く光っていた。川で、買っておいたどら焼きを食べながら月を見ていた。川沿いを少し歩いて、工場が建ち並ぶ地区にやって来た。工場の中からは何か燃えている匂いがした。暗い道を歩いていると、自動販売機が明るく光っている。そこに目をやると、その傍らの建物の隙間から、もう中空まで昇った月が見えた。月はずいぶん小さくなっていて、ここからはもうずいぶん遠ざかっていた。帰る駅はもうすぐだった。月は見上げる程の高層マンションもトタン板で囲われた小さな工場も大きな川も呑み込むように突然現れ冷たく照らして、遠く高い空の上まであっという間に昇っていった。駅に着くと、たくさんの人が駅から外へ足早に歩いて行く。月が照らし出した町は、新旧が絡み合った時間の中でそれでも強く息しているのだと思った。
開講予定
東京と京都と大阪の三会場でワークショップを定期的に開講しています。

ワークショップについて

申し込み方法について

キャンセルについて

以下からお申し込み頂けます。
東京会場
東京・講座詳細・申し込み
大阪会場
大阪・講座詳細・申し込み
篆刻の講座
11月29日(土)10:00〜12:30
篆刻の講座
11月29日(土)13:00〜15:30
篆刻の講座
11月29日(土)16:00〜18:30
京都会場
京都・講座詳細・申し込み
書の講座(親子、お子様でも参加可)

11月30日(日)11:30〜13:30
※開始時間変更しました

篆刻の講座

11月30日(日)15:30〜17:30
※開始時間変更しました

篆刻の講座
12月19日(金)19:00〜21:00
ご登録頂くと個展、ワークショップの 開催情報等をメールにてお届けします。
メールマガジン登録ページ

プライバシーポリシー
コンタクト
コンタクトページへ
ショップ
ショップのページへ

個展等で制作した印刷物などをお買い求め頂けます。