華雪BOOK
エントリータイトル食べ物
エントリー投稿日時 2009.02.02.
エントリーのカテゴリーmemorandum
先週から雑誌の企画で、ご飯日記をつけている。今までもブログに食べた物を書いたり、写真を撮ったりしていたのできっと難しいことはないと思っていたら、これがやってみるとなかなか難しい。なにより、毎日食べた物すべて写真に撮るというのは初めてのことで、そうやって自分の食べている物を改めて観察してみると、実は結構好き嫌いがあるのだな、、などわかってくる。そうするとなぜか少し恥ずかしいような気がして来たりする。今までも薄々自分が偏食だと気づいていたけれど、最近それがひどくなっているように感じていたので、この企画を機会に食生活を見直そうと思った。


手始めに、食事を和食に変えてみることにした。料理屋で働いていた時間は割合長かったけれど、結局「献立」というものを知らないまま、ひとつひとつの料理だけがうまくできるようになっていた。ひとつひとつの料理がうまく出来ても、組み合わせがいまひとつわからないのだった。そういうことを今までもNに指摘されていたけれど、聞く耳を持たなかった。なにがあったわけでもないのだけれど、Nに対して急に申し訳なかったという気分も湧いて来て、毎日の食事を和食にするのをきっかけに、Nが毎日食べたいと言っていたお味噌汁をちゃんと作ってみることにした。私は、そのことには理由があったのだけれど、お味噌汁をほとんど食べない家に育った。献立にお味噌汁が必ず加わっていたのは、小学校の給食時代だけで、それ以前もその後も、思い出せる数ほどしかお味噌汁の記憶がない。反対に献立に必ずお味噌汁があったNにはずっと長いことお味噌汁をほとんど作ったことがなく、たまに作るとこういうのだったかしら?と思うようなことが多く、それでまた作らないというのを繰り返していた。Nには、お味噌汁を毎日作りますと宣言して、きちんとだしを作っておいて、具はほどほどの分量で、Nの好きなお味噌汁の注文通りに作ってみたら、今まではなんだったのだろうと思うくらいおいしかった。そしておかずを常備菜をいくつか作っておいて、それをくるくる順番に食べていると、そこにお味噌汁とご飯と干物でも付ければ、充分なんだとわかって来た。わかって来た、とNに言うと、Nは神妙な顔でうん、今までもそういうことが言いたかったと言った。


昨日、15年ぶりの人に会った。その人に変わらないね、と言いながら、ふとNの顔を見たら、この顔が親しみ深いと思った。なぜだかわからないけれど、自分の顔を見ているみたいだと思った。毎日、同じものを食べて、同じ時間に眠って起きて、そうやって過ごしてきた時間分がお互いの顔に積もっているんだろうかと、何杯目かわからなくなってきたウイスキーを飲みながら思ったのだった。

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篆刻講座「名前の判子」

1月19日(土)12:30〜15:30

篆刻講座「冬の言葉を彫る」

1月19日(土)15:30〜18:30

篆刻講座「名前の判子」

2月16日(土)12:30〜15:30

篆刻の講座

1月26日(土)10:00〜12:30

篆刻の講座

1月26日(土)13:00〜15:30

篆刻の講座

1月26日(土)16:00〜18:30

書の講座(親子で参加可)

1月27日(日)11:00〜13:00

篆刻の講座

1月27日(日)15:00〜17:00

篆刻の講座

2月22日(金)19:00〜21:00

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