
片付け

2009.01.18.

memorandum
先週から片付けを始めた。図書館で本も借りて熟読して、取りかかったものの、結局一番役立ったのはNが作った現況図だった。片付けは本の中の理想ではなくて現実に直面するのだと思い知らされる。Nは関西でのライブが近づいているので、さっさと片付けたいようすでてきぱきと自分の辺りを片付けて行く。私はなにも近づいていないので、自分の辺りの物を右から左に動かして、それをまた左から右に動かしてを繰り返しながら、時折物を間引いてゴミ袋に入れる。
片付けに伴って、大きな家具を動かさなければいけないレイアウトをNと一緒に考える。うまくいけばかなり仕事が捗るだろうと思われたので、思い切って動かす。模様替えはいつもそうだけれど、意外とあっけなく済む。そしてレイアウトが変わると、俄然片付けのやる気が出て来る。ここ数日は途中お客様がやって来たりした日を挟みながら、ずっと片付けをしていた。
部屋の片付けが大体終わりに近づいて来たところで、体も片付けようと思い、食べる物を気をつけてみることにする。炭水化物を減らして、甘い物や油も控えてみようと思い、はじめてみる。今までの経験から、全部をやめると必ず次に仕事が立て込んだ時に反動で甘い物ばかり食べ続けたり、お酒を飲み続けたりしてきたので、今回はそろりそろりとやってみる。
そして昨日の夜からNは関西でのライブに出かけて行った。一人で寝ていると、夢を見る。明け方、近所のお寿司屋さん(実際にあって、かねてから入ってみたいと思っている)になぜかトイレを借りに入って、トイレを借りるのだから、なにか頼まなければと思い、太巻きを持って帰ることが出来るかを聞いている。トイレはコンクリートの壁がむき出しの古くてひんやりと暗い汲取のトイレで小さい窓が明かり取りで付いている。さびた網戸の向こう側に青空が錆色の格子と重なって目に入って来る。トイレのドアの向こうから、店の主人と奥さんが太巻きを作りながら息子の話をしているのが聞こえて来る。トイレを済ませて外へ出ると、太巻きは今、巻こうというところまで出来ていて、具の中になにか光るものが混ざっている。太巻きは明日まで持つだろうかと聞くと、主人はうちの太巻きはこんな具が入っているからすぐに食べてよ、とさっき見えた光るものを指差しながら言う。光るものは刺身の切れ端で、見ると、切れ端がたくさんすし飯の上に乗っている。それらがぐるりと巻かれた太巻きが二本まな板の上に並んでいる。主人がそれに包丁をいれると、太巻きは切れずにぐにゃりと押しつぶされた。そこで目が覚めた。
目が覚めて、朝とも昼ともつかないご飯を食べてから、洋服ダンスの中を片付けようと思いながら、ちょっとやりたくないなと思い、本を読んだり、コーヒーをいれたりしていたら夕方になる。Nがいないと静かだなと思ったり、Nがいなくて静かだなと思ったり、自分の作品のことを考えようかなと思いながら、そういえば毎年1月は部屋の模様替えをしてからでないと、仕事に取りかからないなと気がついたりする。