
新年

2009.01.02.

memorandum
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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年が明けて、1日の夜、眠ろうと思った時に、あ、今眠って見た夢が初夢だ、と思い出す。ほんの少し目を閉じた時にまぶたを閉じた暗がりに浮かび上がったのは、出納帳の罫線だった。がっかりして急いで目を開けて、今眠っちゃいけないと自分に言い聞かせる。敷かれた布団の先には、我が家にはないテレビが付いたままになっている。画面には犬の声がわかる映画が流れている。それを途中から見、その上時折CMが挟まれると、集中して見ることはなかなか難しい。眠ってしまわないために、編み物をする。小さい丸を色を変えながら編み続けていると目が覚めて来る。目が覚めてきたところで、犬の映画は終わってしまう。まだまだ何か見たいので、チャンネルを変えると、男達が密室で話し合う映画がやっている。これも途中から見る。手元の毛糸の丸も数が増える。映画がふたたび終わって、「今日の放送はこれで終了します」と寂しい場面が流れる。この場面と丸く編まれた毛糸を最後に見てから眠るのもなんだかよくないような気がして、今度は本を読むことにする。年末から読み始めたエッセイ集の続きを読む。時々クスリと笑うことのできる文章を、ひとつずつ読んでいたら、これも読み終わってしまう。いよいよ朝が近づいてきて、もう眠ってもいいかと思って眠り、見た夢は、Nとはまったく違う人と一緒に並んで歩いている夢で、また急いで目を覚ましたら、すっかり朝になっていた。