うつわ菜の花での展示が昨日、終了致しました。
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中庭に一週間置いておくとどうなるだろうと思ったのと、
『花』の字は外にあった方がいいと思って、砂利の敷かれた地面の木の根元に落としておいた。
一週間後の昨日、会場に行って見ると、
途中、雨が降って、紙が地面の砂利に張り付いて、溶けて、墨で書かれている花の字の部分だけが残っていた。
http://odawarananohana.weblogs.jp/もう持ち上げることも出来ず、溶けた紙の隙間からは小さい草の芽が出て来ていた。
最終日の昨日は、屏風の残ったひとつの面に字を書いた。
『朝』と書いて、次の日は日に晒されたしゃれこうべのかたちを表している『白』の字を書いた。
『白』の字の裏面に、『鬼』と書いた。
鬼門と調べると、忌み嫌われる場所、鬼が居る場所と字典にあった。鬼と調べると、人がなったものだとあった。神は自然の中から出たもの、鬼は人から出たものとあった。自分が今までやってきたことを考えていたら、鬼門という場所に親しみを感じた。そして鬼には会ったことがないけれど、字を書く時にふっと沸いて来る普段は感じない気持ちが鬼を思い出させた。最後の日には『鬼門』と書こうと決めた。
数年前に先生に会いに行った時に彼女が大きな筆を一本くれた。大きすぎるような気がして、ずっと使わずに置いていたものを、鬼門と書こうと決めたら使ってみたくなった。屏風の白い大きな画面にまず鬼の字を書いた。
鬼の字を書いたら、屏風のかたちが目に入って来て、二枚の扉がそこにあるように思った。扉の前に鬼が居て、これでもう鬼の門がここにあるなと思って、もう門の字は書かずにやめた。
立てたまま書いたせいで、『鬼』の字からは細く墨が垂れた。それが床までたどり着かずに何本も垂れていた。
離れて見ていたNが鬼が泣いていると言った。
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夏には東京で作品をご覧頂ける機会ができました。
近くまたこちらでご案内をしたいと思っております。